格安スマホ乗換えお悩み相談室②

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前回に続きまして、今回もまた格安スマホに対して疑問が多い内容にメスを入れていきたいと思います。

 

「○年縛り」の契約なので乗換えできない!?

「○年縛り」とは?

三大大手キャリアで携帯電話の契約をすると、契約が「○年縛り」となっていることがしばしば。

 

これらを簡単に説明すると、例えば「2年縛り」だと

「2年間うちの会社の携帯使ってくれるなら通信料安くしておくよ、でも途中で他社に替えたり、使わないって解約しようとしたら”違約金”頂きます!」

という内容の契約です。

「2年後の更新月(25ヶ月目から約2ヶ月)の間の解約手続きは有効だけど、その間にしないと”自動更新”ですよ」

と、自動でまた”2年”追加されちゃうのです。そうして、解約のタイミングを逃し、ズルズルと同じ会社を使い続けなければならない…。

こういう仕組みを「2年縛り」といいます。

始めは「2年縛り」がほとんどだったのですが、最近は「3年縛り」や「4年縛り」まで出てきていました。つまりは、格安スマホに限らず、他社に乗り換えようと思ったら、大抵の場合に違約金を1万円以上支払わないといけないというのが普通だったのです。

 

思い切った方が安く済む!?

違約金というのはあまりいい気分がしないし、1万円と聞くとやはり心理的に「もったいない!」と感じてしまうので、「次の更新月に合わせて絶対解約しよう!」と待つ方もそれなりにいます。

ですが、月々のコスト差は大きく、1か月の差額×更新月までの月数が逆にもったいなかったり、更新月のちょうどいいタイミングでなかなか思い出せなかったりしてしまいます。

ですので、ほとんどの場合は、格安スマホに思い切って乗り換えてしまう方が安く済む可能性が高いです(※更新月が1~2ヶ月後など、短い場合は待った方が良いケースもあります。)。違約金や事務手数料はかかりますが、数か月もあれば元が取れますので、思い立ったら「今すぐ」実行するのがおすすめです!

 

まずは第一歩を!

総務省からのお達しにより、2019年10月より各携帯電話会社の中途解約時の違約金が上限1,000円に制限されることとなりました。これにより、各社若干の条件の違いこそあれ、他社への乗り換えが非常にしやすい環境となったと言えます。

2019年10月以前の契約についてはこれまで通りの違約金が発生しますので、違約金が発生しない新しい契約に今後乗り換えを検討するケースが増えてくると予想されます。

 

ですが、現在の契約を乗り換えるかどうかを考える前に、もしくは現在の契約に満足であったとしても、これはしておいた方がよいというのが、こちらの3点です。

①次回の更新月がいつなのかを調べる

携帯電話業界は日々様々な変化が見られ、いつどんなことがあって契約を変更したいと感じるかはわかりません。今は乗り換えする意思が全くなかったとしても、違約金を発生させずに済む更新月というのがいつなのかを把握しておくのは、決して悪いことではないと思います。

②1か月の支払っている金額がいくらかを調べる

現在どんなプランにいくらの費用を支払っているかを把握せずに、それに満足されているという方は、たいそう裕福な方なのでしょう。値札を見ずに、洋服を買いまくるのと同じですね。

③現在、1か月のデータ通信量と通話時間がそれぞれどれくらいかを調べる

格安スマホはもともとではありますが、大手キャリア3社も格安スマホを意識してか、月々の費用を極力下げるために、月々のデータ通信量や通話時間に合わせたプランを出してきています。現在の使用状況がわかると、他社に乗り換えるとどのようなプランが相応しいのかを設計しやすくなり、原契約との比較・判断がしやすくなります。

 

乗り換えを考えていない方も、これらを調べておくと乗り換えをすべきかどうかの判断がしやすくなるかと思います。

一方、これらを調べる前から「乗り換えたいよ!!」という方(笑)、当教室の「スマホ購入/設定サポート」では、これらを調べるところからお手伝いしますので、ご安心ください!

格安スマホへの乗り換え、設定等のわずらわしさを極力減らすためにお手伝いしてますので、ご興味ある方は当教室にお問い合わせください。

 

 

次回をお楽しみに!