タイピングのこつ
教室では原則、レッスンの最初にタイピング練習を皆様に行っていただいております。
6年前まで私もタイピング速度が速かったと思っていました。
ですが、当校に勤務を始めた当初、タイピング技能検定の模擬試験ではタイピング検定4級レベルになってしまっていました。
ところが、次の日にやってみると結果は3級レベル、またその次の日は2級レベルと、みるみるうちに上がっていきました。
タイピングというのは、一度習得してしまえば、少しの練習ですぐに感覚と精度が戻ってくるのです。
例えるなら、自転車の乗り方とか、お箸の使い方とかに似ているかもしれません。
だからこそ、練習のしがいというのがあると思いませんか?
さて教室では、タイピングがなかなか上達せずに悩まれている生徒さんの声も聞くことがあります。
そこで今日は、私のタイピング練習方法を公開したいと思います。
その①:キーボードのキーにシールを貼る。
[A]・[L]・「。」キーなど、自分が間違いやすいキーに。
理想は「日本点字図書館サイト わくわく用具ショップ」で販売されている「目印用凸シール(薄型)」が最適のようですが、送料が高めなので、 ダイソーなどにもある「貼ってはがせる透明両面シールS丸型」の100円のものを私は自分のキーボードに貼っています。
その②:タイピング前に指と腕の体操をする
ギターやピアノを弾く方はご存知かもしれませんが、人間は中指と薬指と小指を別々に動かすのが難しいそうです。
そのため、楽器を演奏するためにこの三本の指をそれぞれ独立して動かすのを容易にするため、効果的なストレッチ方法があります。
私がクラッシックギターを習っていた際は、このストレッチを行っていましたが、タイピングも連動して速くなりました。
その③:一日に10分程度しか練習せず、間違えた箇所を毎回チェックする
これは筋肉痛になるためと、疲れるためです。
お若い方や2級以上を目指されている方などは、必ずしもその限りではないかもしれませんが。
ということで、ちょっと長くなりましたが、皆様の練習法も是非、聞かせてくださいね。