格安スマホ乗換えお悩み相談室①
教室長です。
初めて携帯電話を持ち出したその日から、スマホ時代に変わった今日まで、「三大大手キャリア」(docomo・au・softbank)の携帯電話を1度も乗換えずに使い続けているという方も少なくないと思います。
契約などが複雑で、違約金もかかる解約も面倒だから…とそのまま継続しているのかもしれませんが、スマホを替えることで年間約6万円も出費を減らせるとしたら、少なくとも一考の価値はあるのではないでしょうか。
そんな「格安スマホ」、気にはなっているけど、何となくあと一歩、乗り換えられないという方が持つ疑問に、格安スマホ歴4年の私が何回かに分けて答えていこうと思います。
目次
■通話時間が長い人はキャリアの方が良い!?
『沢山電話をする人に格安スマホは向いてない』と言われているのを耳にしたことがありますが、はたしてそれは本当なんでしょうか?
大手キャリアの最近の契約だと、音声通話が「かけ放題」となっていることが多いです。それに対して、格安スマホは純粋にかけた分だけ通話料を支払うのが主流です。
大手キャリアの携帯電話の月々の支払いが「約8,000円」、格安スマホは「約2,000円」として、月々の差額が「約6,000円」。この差額以上に通話料がかかってしまうなら、確かに「通話が多い人は大手キャリアの方がいい」となります。
どれくらい通話したらコストが逆転する…?
なかなかこのイメージを実感することは難しいのですが、具体的にどれくらい携帯電話で通話する方だと、格安スマホにする金額的なメリットを食いつぶしてしまうのかを考えてみたいと思います。
※ただし、仕事用のスマホではないということが前提です。ビジネス上はいろんな必要性があると思いますので、あくまでも個人の私用スマホとしての検討材料としてください。
さて、携帯電話での通話は通常30秒につき20円ほどですが、通話料金が半額になる「電話アプリ」というのを用意している格安スマホ会社が多く、大抵は30秒につき10円で通話できます。つまり、1分が20円なので、大手キャリアと格安スマホの月額費用の差額約6,000円は、約5時間(300分)の通話料となります。
1か月に5時間という通話時間をどう捉えるかは人それぞれかもしれませんが…
私個人の場合は、通話はほぼ要件をやり取りするだけなので、それが5時間どころか、1時間ですら超えてしまうというのは、めったにありません…💦
それでも、たまに30分~1時間という単位で話し込むこともあります。でも、そういうことのありうる相手というと、ある程度親しい間柄なので、大抵の方とはLINE(もしくはMessengerやカカオトークなど)でつながっている相手です。
なので、多少通話音声の安定性に欠けるとしても、通話料無料のLINEで通話しますから、5時間の通話時間には計上せずに通話できてしまいます。
言い換えると、5時間の通話時間に計上するのは、以下のような状況での通話にほぼ限定されてきます。
①要件のやり取りではない通話、かつ
②LINEではつながっていない相手(相手がガラケー使用者である場合など)との通話
これが、毎月のように5時間を超えてくるという方は、確かに格安スマホよりも大手キャリアの方が格安になるでしょう。
※ちなみに、格安スマホでかける通話は、電話アプリを使う使わないにかかわらず、大手キャリアの音声通話サービスと変わりありません。大手キャリアの回線を使用しているので安かろう悪かろうはなく、接続可能エリアや接続の安定性、通話音質は大手キャリアと同じです。
■30分の通話なら、月に何回でオーバーするか?
別のケースを考えてみましょう。
1回1回の通話時間は30分程度、でもそれを結構な回数かけてしまうという場合。
普通だと、5時間なので10回で6,000円の差額をオーバーしてしまいますが…。
こういった場合だと、多くの格安スマホで提供されている「〇分かけ放題」というオプションを利用することで、通話時間を節約することができます。
こういった条件付きかけ放題プランは、3分・5分・10分のかけ放題が様々な格安スマホ会社で提供されています。
ここではBiglobeなどで提供されている「10分かけ放題」のプランで計算してみます。
すなわち、1回30分の通話のうち、最初の10分は無料、10分を超えてからの20分が課金されるプランです。
月に830円でこのオプションを加入すると、30分の通話1回の料金が400円(20円×20分)となります。これだと、30分の通話が月に13回で、
830円+400円×13回=6,030円
となり、6,000円を超えてきます。逆に言うと、12回までであれば、1か月6,000円の通話料を超えずに通話できる計算になります。
このプランで30分程度話したい時に、10分ごとにかけ直す(!)という方も少なからずいるようです。
そうすると、オプションの基本料金だけで、通話料金をかけずに通話できるからです。
もちろん、「そんなの面倒くさいわ!」という方には向いていませんが(笑)
本当に長電話してますか…?
ここまで、実際に長く通話される方を想定して検証してみたのですが、もう1つ確認したいことがあります。それは、
「本当に長く通話しているのか?」
ということです。
自分では長く通話しているように感じている、もしくはそういう通話を何度もかけている気がしていても、実際に確かめてみると、意外とそうでもなかったということがしばしばあります。
自分の感覚を信じ込まずに、1度電話のアプリの履歴やネットに上がっている通話明細などを確認して、実際どれくらいの通話を1か月にしているのか、確認してみるとよいと思います。
LINEでは通話できない相手との通話であって、かつ、受信でなく、こちらからの発信での通話時間がどれくらいなのか。
結構、自分の感覚との乖離があるかもしれません。
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違約金を支払ったとしても、乗り換えた方がお得な場合が多いようですので。