アクセシビリティって…
みなさんこんにちは。インストラクターのなおこです。
今週寒気が来るというので、今朝から灯油のヒーターをつけてみました。
これまではエアコンだったのですが、やはり灯油ヒーターは一気に部屋が暖まりますね。
さて、10月から「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」というドラマが日テレで放送されていて観ています。
原作は漫画で、内容としては視覚障がい者の主人公「白杖ガール」と健常者の「ヤンキー君」のラブコメディです。
視覚障がい者の視点に立って物語は展開していき、時に実際の視覚障がい者である芸人さんの解説が入ったりするドラマです。
主人公は「色がうっすらわかる」「ルーペを使えば大きい字を認識できる」程度の弱視という設定になっています。
彼女の生活を見ていて、かなりスマホが活躍しているんだな、スマホで可能になってることもあるんだなと気づかされます。
スマホの機能のひとつで「アクセシビリティ機能」というものがあります。有効にすることで、障がいがある人でもよりスマホが使いやすくなるのです。
例えば画面の読み上げ、ズーム機能、などなど他にもたくさんあります。
私たち視覚障がいの無い者にとって当たり前にできていることが、視覚障がいのある人たちにとって不可能なままではなく、ICTの発達でもって可能にし、
一人での行動範囲を広げるツールとなっているのですね。
また、健常者であっても年齢を重ねることで衰えてくる身体の機能もあります。
視力に関しては見えないということはなくても見えにくくなったり、ピントが合いづらくなってくることがあります。
そんな時にこの機能を知っていれば、より有効活用ができるはずです。
余談ですが…
主人公はファストフード店でのアルバイトに挑戦していて、
慌ただしい調理場ではうまくできないことの連続、ハンディキャップがあることで甘えてるんじゃないかと疎ましく思われたりとすんなりいきません。
しかし自分決めたこと。様々な努力をします。
その姿を見て他のスタッフが少しづつ、彼女が動きやすいようにサポートをし始めます。(自分たちの業務もあるのでほんの少しです。)
職場が上手く回るようになっていくのと同時に、彼女が入社する前に起きていたミスもまた無くなっていったのでした。
ドラマだから…現実はそうはいかない…そんな声もあるとは思いますが、
こんな風にしたら、ハンディキャップのある人でも生きやすい世の中になっていくのではないのかなと考えることもまたICTの発達の第一歩となると思います😊
※アクセシビリティ機能については、パソコンにも当然ながらあります。今回の記事では、日常生活にかなり密接にという点でスマホをクローズアップいたしました。