高齢化の進む日本社会で、パソコンを巧みに操るシニアも増えている一方、パソコンもスマホも使わない「ICT難民」もまだまだ多く、「使わなくても生活に困らない!」という言葉をよく聞きます。

「困っていない」という方に「やらねばならぬ」では押し問答になるので、こちらのコラムではパソコンやスマホを学ぶことが脳の健康、脳トレにつながるというお話しをご紹介します。

パソコンが認知症から脳を守る!?

とても元気で活動的なシニアが増えている一方で、高齢者ドライバーによる事故や「老々介護」の問題などのネガティブなニュースも昨今はしばしば耳にするようになっています。少子高齢化が進む中、寿命はどんどん延びるのに「健康寿命」はそのまま変わらないというのが、もっとも避けるべきシナリオでしょう。

高齢者の健康維持を考える時に、忘れたくないのが脳の健康です。脳をいかに健康に保ち、認知症を防いでいくか、ボケ防止していくかは様々な研究が行われていますが、その中の1つのテーマとして、パソコンを使用することと脳の健康との関係性に関わるものがあります。

アメリカの研究チームによるシニアのコンピューター利用時間と脳の関連性にまつわる研究では、コンピューターの使用時間が短いほど「海馬」が委縮することが明らかになりました。「海馬」とは、脳の中の記憶をつかさどる場所であり、認知症などとも深い関わりのある部分です。1日にコンピューターを使用している時間が長いと、海馬が委縮せずに活発に働きます。そのため、認知症の発症リスクを低下させ、ボケ防止の有効な対策となることが期待されています。

なぜパソコンを使用する時間が長いと海馬が委縮しにくくなるのかについては、今も研究が進められている段階です。しかし、パソコンを学んだり、使用したりすることで、自然と脳への適度な刺激が起こることがわかっています。

海馬は記憶をつかさどる部分なので、何かを覚えようとした時によく働きます。日常生活の中では意識的に記憶を鍛えようとしている方はさほど多くありませんが、パソコンを使っていると意識せずとも様々なことを記憶しなければならず、それが海馬へと良い影響をもたらすと考えられます。

速読でシニアも健康に!

速読でシニアも健康に!

パソコンを学ぶこと、使うこと自体が脳への刺激となっていると前述しましたが、札幌EZパソコンスクールにはさらに、脳の処理速度を高めたり脳力を鍛えるための「脳トレ・速読トレーニング」があります。

「速読」というのは「ななめ読み」や「飛ばし読み」ではなく、普段私たちが「普通に内容を理解しながら文章を読む」時の速度、これを上げるためのトレーニングです。そして、それを可能にするのが、識幅拡大・短期記憶力・判断力・検索力・空間認知力などといった、私たちが文章を読む時に必要とする様々な基礎力の向上です。

シニア世代が速読のトレーニングで10倍や20倍と大幅に読む速度を上げていけるかどうかは別として、これらのトレーニングは老化の進む脳の働きを活性化させ、認知症の予防、ボケ防止に有効な脳活となります。ただ課題をこなすだけでなく、タイムやスピード、スコアなどの目標を意識しながら脳に負荷をかけてあげることで、より高い刺激となってくれるのです。

この脳トレ・速読トレーニングは、シニアの方々はもちろん、シニアになる前から認知症予防に備えたい世代にも多く受講されています。多くの方々が早めに脳活を始めて、しっかり脳を健康に維持していただければと思います。

パソコンを使った脳トレ学習で認知症予防・ボケ防止

パソコンを使った脳トレ学習で認知症予防・ボケ防止

シニアの認知症予防・ボケ防止にはパソコンの利用がおすすめです。パソコンの使い方がわからないという方で、札幌にお住まいの方がいらっしゃいましたら、札幌EZパソコンスクール&テストセンターまでご連絡ください。

札幌EZパソコンスクール&テストセンターでは、認知症予防・ボケ防止を目的としている方へパソコン・脳トレ教室を開いています。パソコンを始める理由は人それぞれですが、どんな方でも気軽に楽しめるように教えていきます。パソコンは脳を適度に刺激したいという方にもおすすめです。

札幌で認知症予防のために習い事を探していた、札幌にあるパソコン教室を探していたという方は、札幌EZパソコンスクール&テストセンターをご検討ください。

参考情報 全国・北海道・札幌の通信利用動向

全国の政令指定都市、県庁所在地、その他の市町村で調査した通信利用動向
北海道は札幌市中央区、札幌市厚別区、帯広市、千歳市、釧路町で調査

・(全国)65歳以上のスマートフォン保有状況 41.4%

→世代限らず北海道では…63.5%

・(全国)65歳以上のタブレット型端末保有状況 18.9%

→世代限らず北海道では…34.8%

・(全国)65歳以上のパソコン保有状況 58.2%

→世代限らず北海道では…71.8%

出典:平成28年通信利用動向調査報告書(世帯編)総務省

また、平成26年時点で札幌市が行った別調査では、特にタブレット端末の普及率が伸びていて、1000世帯あたり24~25%程度の普及率という報告もあります。

認知症やボケ防止におすすめの習慣はいくつかありますが、中でも「新しいことに挑戦してみる」ことが推奨されています。そこで、札幌EZパソコンスクール&テストセンターがご提案する、脳トレにチャレンジしてみませんか?

北海道のシニア世代は、全国的に見てもITに対して比較的抵抗がない方が多く、パソコンやタブレット、スマホをお持ちの方も珍しくありません。パソコンを使った脳トレカリキュラムと速読トレーニングで、インプットとアウトプットをバランスよく楽しく続けていただけます。レベルアップするごとに、新しい刺激がある脳トレをボケ防止習慣にぜひ取り入れてみてください。

初心者・シニアも通える札幌のパソコン教室

教室名 札幌EZパソコンスクール&テストセンター
住所 〒001-0024 北海道札幌市北区北24条西5丁目1−13 加賀ビル 1階
TEL 011-707-1385
URL https://ez-pcs.net/