パソコン学習×タイピング＝老化防止期待度アップ？シニア世代こそ練習しよう

マウスとキーボードの操作はパソコンの操作に欠かせないもの。特にキーボードのタッチタイピングは、使っていれば誰もが何となくできるようになっていくというものではないため、パソコンを何年も使い続けているような人でもできていない人はたくさんいます。

タイピングの練習を全く外してしまっているパソコン教室も多くある中、札幌EZパソコンスクールでは若年層からシニアまで、ほとんどの方にタイピングの指導をしています。このコラムでは、その理由を説明したいと思います。

タイピングやマウス操作はパソコンを使う時には誰もが必要な基本操作ですが、残念ながらタイピングを丁寧に教えてくれるパソコン教室はあまり多くはないようです。

大抵の教室で、タイピングは他の講座のついでだったり、パソコン上でタイピングのゲームをさせるだけだったり。特に、就転職を念頭に入れている若年層はともかく、シニアや主婦層にはタイピング指導を全く外してしまうところもあると聞きます。

一方、札幌EZパソコンスクールでは、ほとんどの方にタイピングの指導をしています。60代～70代のシニア層でも多くの方が「タッチタイピング」（手元を見ないでタイピングをすること）ができるようになっていて、タイピング技能検定では従来の記録を更新する方が当教室から出ています。

シニア層にもタイピング指導を怠らない、その最大の理由は3つ。

まずはシンプルに、タッチタイピングができることはパソコンの学習を進める上で大きな武器になるからです。

パソコンの学習課題で最初に文字入力から始めることはよくありますが、簡単な入力にも時間がかかって肝心の操作学習に入る前に疲れてしまう方がいらっしゃいます。タイピングができるようになって学習を進める方と、タッチタイピングなしに進める方とで、学習時間や学習効率に大きな違いができてしまうのです。

2つ目の理由は、できない方が最初に感じているよりも、タッチタイピングはそれほど難しいことではないからです。

タイピングの練習にあまり興味を示さない方も少なからずいますが、ほとんどの場合、タッチタイピングをたいそう難しいことと感じておられ、できるに越したことはないとは思っていても、そのための練習は面倒に感じるからだったりします。

最近はむしろタイピングをやりたいという方が増えている印象ですが、そうでない方でも、いったん練習し出してみると思ったよりも速く上達していけて、タイピングをやって効率を上げた方が良いと感じてもらえるようです。

最後の理由は、特にシニア層にとって、タイピング練習はとても良い脳トレになるからです。

日常生活では小指や薬指を単独で使うことはあまりなく、力も感覚も鈍ってしまっている末端の指を左右バラバラに動かすことは、脳への良い刺激となります。

また、私たちは普段視覚にとても頼ってしまっていて、タッチタイピングで手元を見ずに指を動かす練習をすると、まっすぐ指を伸ばしているつもりが、全く違う向きに動いてしまっていたり、さらには頭で思っているのとは違う指を動かしてしまったりもします。タッチタイピングの練習は、そのずれてしまっている感覚を修正しながら、脳の血流や神経細胞を活性化する「脳活」にとても効果的なのです。

当教室では、手指がリュウマチで動かしづらかったという60代後半の生徒さんが、タイピングを練習されてから指の動きがスムーズになっていき、タイピング技能検定3級に合格されるまでになったという実績もあります。

また、パソコン教室に通う理由は「ボケ防止」だと笑って話されるシニアの受講生も多くいらっしゃいますが、タイピングに限らず、趣味のパソコンでいろんな作品を完成させたという成功体験や達成感は、脳に良い影響を及ぼしているのかもしれません。シニアの方もシニアでない方も、札幌EZパソコンスクールで楽しい「脳活」を始めてみませんか？

札幌で老化防止に興味のある方、シニアで今からパソコンやスマホを始めることは不安だけど、指先を動かす習い事や趣味を持ちたいと考えている方、札幌ＥＺパソコンスクール＆テストセンターのパソコン教室を一度試してみませんか？パソコン操作を学ぶことで新しい知識が身につくので、老化防止を兼ねた趣味になります。

また、新しい人間関係を築くことも、老化防止につながる良い刺激となるのではないでしょうか。たくさんの生徒さんたちと一緒にお待ちしています。気になった方はぜひお問い合わせください。